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アゼル、国連派遣団を招請 「近日中に」カラバフ訪問へ

ロイター / 2023年9月30日 2時53分

アゼルバイジャン外務省は29日、国連派遣団が「近日中」にアルメニアとの係争地ナゴルノカラバフを訪問するよう招請したと発表した。24日撮影(2023年 ロイター/David Ghahramanyan)

[バクー 29日 ロイター] - アゼルバイジャン外務省は29日、国連派遣団が「近日中」にアルメニアとの係争地ナゴルノカラバフを訪問するよう招請したと発表した。アゼルバイジャンの軍事攻勢を受けてナゴルノカラバフからアルメニア系住民が大挙脱出している。

米国や他の国々は人権侵害の恐れから国際監視団をナゴルノカラバフに入れるようアゼルバイジャン政府に要求している。アルメニアはアゼルバイジャンが民族浄化を行っていると非難し、アゼルバイジャンはこれを強く否定している。

アゼルバイジャン外務省は声明で「(派遣団は)訪問によって、アゼルバイジャンがこの地域で現在行っている人道的活動を知ることができる」と表明。「さらに、派遣団員にはインフラ再建の過程や武装解除、違法なアルメニア武装勢力からの弾薬の没収、地雷による危険性などが示される」とも述べた。

これに先立ち、アゼルバイジャン当局者はメディアの訪問も許可されると述べた。

ナゴルノカラバフは国際的にはアゼルバイジャンの一部とみなされてきたが、1990年代以降、アルメニア系住民が実効支配してきた。

アゼルバイジャン当局は同地域のアルメニア系住民の市民的権利を保護すると約束しているものの、アルメニア政府は29日午後の時点で、ナゴルノカラバフ人口の4分の3超に当たる9万3000人近くのアルメニア系住民がアルメニアに移動したと推定している。

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