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日経平均は反発、バリュー株中心に買い 8割超が値上がり

ロイター / 2024年1月29日 15時58分

 1月29日、東京株式市場で日経平均は反発し、前営業日比275円87銭高の3万6026円94銭で取引を終えた。写真は都内にある東京証券取引所で2020年10月撮影(2024 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

Mayu Sakoda

[東京 29日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は反発し、前営業日比275円87銭高の3万6026円94銭で取引を終えた。大型バリュー株を中心に、自律反発を期待した買いが先行した。プライム市場では8割超が値上がりとなり、TOPIX(東証株価指数)が日経平均に対し優勢の展開となった。

日経平均は前営業日比63円高と小高くスタート。寄り付き後は心理的節目の3万6000円を回復し、後場に前営業日比435円80銭高の3万6186円87銭まで上昇して高値をつけた。買い一巡後は上値の重い場面もみられたが、終値では3万6000円を上回った。

前週末の米国株はまちまちとなったが、為替の円安基調やアジア株が堅調に推移したことを背景に、東京市場は底堅い展開となった。前週末に好決算を発表した銘柄を物色する動きもみられた。

TOPIXは1.27%高の2529.48ポイントで取引を終了。東証プライム市場指数は前営業日比1.28%高の1301.65ポイントだった。プライム市場の売買代金は3兆9033億3800万円。東証33業種では、全業種が値上がり。鉱業、石油・石炭製品、輸送用機器、鉄鋼などが値上がり率上位となった。新興株式市場は、東証グロース市場250指数が0.50%安の710.57ポイントと続落した。

T&Dアセットマネジメント浪岡宏チーフストラテジストは「米連邦公開市場委員会(FOMC)をにらんだ動きで米金利が上昇し円安が進行。よりバリュー株に資金が向きやすくなった」と話していた。

主力株では、日東電工、トヨタ自動車、ホンダ、ソニーグループがしっかり。26日の米フィラデルフィア半導体指数(SOX指数)が3%近く下落した流れを引き継ぎ、信越化学工業、レーザーテックなどはさえなかった。日立建機は3%超安となった。ファーストリテイリング、ソフトバンクグループ、東京エレクトロンは小幅高だった。

東証プライム市場の騰落数は、値上がりが1345銘柄(81%)、値下がりは277銘柄(16%)、変わらずは36銘柄(2%)だった。

終値 前日比 寄り付き    安値/高値  

日経平均 36026.94 +275.87 35814.29 35,813.77─36,186.87

TOPIX 2529.48 +31.83 2510.92 2,510.92─2,536.20

プライム市場指数 1301.65 +16.40 1293.05 1,293.05─1,305.10

スタンダード市場指数 1222.23 +6.94 1219.37 1,219.37─1,223.45

グロース市場指数 898.78 -4.03 904.16 897.82─905.50

グロース250指数 710.57 -3.55 715.38 709.57─716.40

東証出来高(万株) 137660 東証売買代金(億円) 39033.38

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