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オープンAI元取締役 「アルトマン氏解任は心理的虐待が一因」

ロイター / 2024年5月29日 16時50分

 5月28日、米オープンAIの元取締役であるヘレン・トナー氏はポッドキャスト番組のインタビューで、同社の対話型AI(人工知能)「チャットGPT」の存在について、取締役会はツイッター(現X)に投稿されるまで知らなかったと明らかにした。写真はアルトマン最高経営責任者。1月、スイス・ダボスで撮影(2024年 ロイター/Denis Balibouse)

Anna Tong

[サンフランシスコ 28日 ロイター] - 米オープンAIの元取締役であるヘレン・トナー氏は、同社の対話型AI(人工知能)「チャットGPT」の存在について、取締役会はツイッター(現X)に投稿されるまで知らなかったと明らかにした。28日のポッドキャスト番組のインタビューで述べた。

また昨年11月のアルトマン最高経営責任者(CEO)の解任について、幹部2人が「心理的虐待」の事例を取締役会に報告したことがきっかけの一つだったと明かした。実際にスクリーンショットや文書の例も示されたという。

これに対しオープンAIは、昨年11月の件については総括を実施済みとするブレット・テイラー会長の声明に言及。

テイラー氏は「トナー氏がこの件をまた持ち出していることに失望している。総括では、先の取締役会の決定は製品の安全性やセキュリティーに関する懸念、開発のペース、当社の財務、あるいは投資家や顧客、ビジネスパートナーに対する声明に基づくものではなかったと結論付けられている」としている。

アルトマン氏は解雇から4日後に復帰。当時700人いたスタッフのほぼ全員は、取締役会が退任して同氏を復職させない限り退職すると宣言していた。トナー氏によると、スタッフはアルトマン氏がいなければ会社が崩壊すると告げられていたほか、同氏復帰の可能性が高まると支持しない場合の報復を恐れたという。

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