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シンガポール航空事故、急激な高度低下が負傷の原因と暫定報告

ロイター / 2024年5月29日 19時50分

シンガポール運輸省は29日、シンガポール航空の旅客機が乱気流に巻き込まれた事故に関する暫定調査の結果を発表した。機体内部で21日撮影。(2024年 ロイター)

[シンガポール 29日 ロイター] - シンガポール運輸省は29日、シンガポール航空の旅客機が乱気流に巻き込まれた事故に関する暫定調査の結果を発表した。重力の急激な変化と54メートルの高度低下により負傷者が出たとの見方を示した。

同旅客機は21日、ミャンマー上空で激しい乱気流に遭遇し、1人が死亡した。心臓発作を起こしたとみられる。また数十人が負傷した。

運輸省は運輸安全調査局がまとめた報告書について声明を発表し、「旅客機が重力の急激な変化に見舞われたため、シートベルトをしていなかった乗客が空中に投げ出された可能性が高い」との見方を示した。

「垂直方向の加速度(G)が4秒以内にマイナス1.5Gからプラス1.5Gに変化し、投げ出された乗客は落ちた公算が大きい」とした。

4.6秒間のGの急激な変化により旅客機の高度が54メートル下がったとし、この一連の出来事が乗員・乗客の負傷を引き起こしたと思われると結論付けた。

シンガポール航空は28日夜、同便に搭乗していた45人が緊急着陸先のバンコクにとどまり、このうち28人が病院で治療を受けていると発表した。

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