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中国、主要産業のCO2排出量を23年比1%削減の計画

ロイター / 2024年5月30日 2時49分

中国政府は29日、主要産業の二酸化炭素(CO2)排出量を2023年の国内総排出量の約1%相当削減することを目指すとする行動計画を発表した。2023年11月撮影(2024年 ロイター/Colleen Howe)

[北京 29日 ロイター] - 中国政府は29日、主要産業の二酸化炭素(CO2)排出量を2023年の国内総排出量の約1%相当削減することを目指すとする行動計画を発表した。

中国は世界最大のエネルギー消費国で、CO2排出国。鉄鋼生産や運輸といった分野のエネルギー効率を高めることで削減する計画だ。

行動計画によると、24年に国内総生産(GDP)成長単位当たりに必要なエネルギー量を2.5%引き下げることを掲げた。

目標達成のため、建設資材や石油化学などの分野で効率化に取り組むことを提示した。昨年はこうした目標を達成できなかった。

25年には中国の総エネルギー使用量に占める非化石燃料のエネルギーの割合を約20%に高めるという目標も改めて示した。24年目標の約18.9%から引き上げる。

計画によると、中国は石炭消費を「厳しく」管理する一方、バイオ燃料や持続可能な航空燃料の使用を促進する。石油消費については「適度に」管理するとした。

また、大規模な再生可能エネルギー発電所の建設と洋上風力発電の開発を推進し、25年までに非化石燃料のエネルギー源の割合を総発電量の約39%に引き上げるとした。20年の33.9%から比率を高める内容となった。

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