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北朝鮮、短距離弾道ミサイル約10発 日本のEEZ外に落下のもよう

ロイター / 2024年5月30日 8時56分

 防衛省は5月30日朝、北朝鮮から弾道ミサイルの可能性があるものが発射され、その後すでに落下したものとみられると発表した。2014年10月、スイスのジュネーブで撮影(2024年 ロイター/Denis Balibouse)

Ami Miyazaki Nobuhiro Kubo

[東京/ソウル 30日 ロイター] - 日韓の防衛当局は30日、北朝鮮が弾道ミサイルを発射したと発表した。韓国軍は、短距離10発程度だったもようとしている。北朝鮮は27日に軍事偵察衛星の打ち上げに失敗。6月4日まで打ち上げの通告期間が続いており、日本や韓国は警戒を続けている。

韓国軍によると、北朝鮮は午前6時14分に平壌近郊の順安から約10発の短距離弾を東岸沖へ発射。約350キロ飛行したと分析している。韓国は発表文の中で、日米に関連情報を共有したとしている。

日本政府によると、同国の排他的経済水域(EEZ)外に落下したとみられる。少なくとも1発は最高高度100キロ程度で、350キロ以上飛行したと推定している。

岸田文雄首相は官邸で記者団の取材に応じ、北朝鮮に抗議したことを明らかにした。「国連安保理決議に違反するものであり、強く非難する」と語った。「日米、日米韓の連携も緊密に行っていきたい」と述べた。

国連安全保障理事会は31日、北朝鮮が27日に失敗した軍事偵察衛星の打ち上げについて緊急会合を開催する。日韓を含む西側諸国は、衛星の打ち上げであっても北朝鮮による弾道ミサイル技術を使った発射行為は安保理決議違反と非難している。

韓国は29日、北朝鮮が大量の風船でごみや汚物とみられるものを韓国側に飛ばしたと非難した。

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