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原油先物は上昇、ゴラン高原攻撃で中東情勢緊迫化懸念

ロイター / 2024年7月29日 10時58分

原油先物価格は29日アジア時間の取引で上昇している。イスラエルが占領するゴラン高原へのロケット弾攻撃を受け、中東紛争が拡大するとの懸念が広がっていることが背景。写真はロシアのナホトカで撮影(2024年 ロイター/Tatiana Meel)

Yuka Obayashi

[東京 29日 ロイター] - 原油先物価格は29日アジア時間の取引で上昇している。イスラエルが占領するゴラン高原へのロケット弾攻撃を受け、中東紛争が拡大するとの懸念が広がっていることが背景。

北海ブレント先物は0010GMT(日本時間午前9時10分)時点で0.20ドル(0.3%)高の1バレル=81.33ドル。米WTI先物は0.09ドル(0.1%)高の77.25ドル。

北海ブレントとWTIは先週、中国の需要減退とガザ停戦合意への期待から、1.8%と3.7%、それぞれ下落した。

イスラエルが占領するゴラン高原への27日のロケット弾攻撃を受け、同国の安全保障内閣は28日、対応の「方法と時期」を決定する権限を政府に認めた。攻撃では子どもを含む12人が死亡。イスラエルはレバノンに拠点を置く親イラン武装組織ヒズボラによる攻撃だと非難した。

ヒズボラはこれを否定しているが、イスラエルは報復を宣言しており、28日には戦闘機がレバノン南部の標的を攻撃した。

フジトミ証券のアナリスト田澤利貴氏は、中東情勢の緊張高まりを懸念して新規買いが入ったが、中国の需要減に対する懸念が根強く、上げは限定的と指摘した。

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