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タイ、ハイブリッド車メーカー誘致で物品税軽減へ

ロイター / 2024年7月29日 13時34分

 タイの投資誘致機関、タイ投資委員会(BOI)は26日、ハイブリッド車メーカーへの投資促進策として、2028年から32年の5年間に物品税を軽減する措置を発表した。バンコク国際自動車ショーで3月撮影(2024年 ロイター/Chalinee Thirasupa)

[バンコク 26日 ロイター] - タイの投資誘致機関、タイ投資委員会(BOI)は26日、ハイブリッド車メーカーへの投資促進策として、2028年から32年の5年間に物品税を軽減する措置を発表した。 

今後4年間に最低30億バーツを投資し、タイ製部品を使うハイブリッド車メーカーについて、28─32年に物品税を引き下げると説明した。先進的な運転補助装置を備えたハイブリッド車が適用対象となる。

BOIのナリット・タートサティーラサック長官はハイブリッド車について「電気自動車(EV)への移行における重要な技術だ」とし、タイはハイブリッド車の主要生産国になれると説明。今回の措置により、総額500億バーツ(13億9000万ドル)の投資を呼び込めるとの見通しを示した。

タイは何十年も前から、トヨタ自動車やホンダを含む世界主要自動車メーカーの生産・輸出拠点。近年は中国の比亜迪(BYD)や長城汽車によるEV工場新設に沸いており、さらに多くの企業誘致に努めている。

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