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イスラエルはヒズボラに打撃、「全面戦争は意図せず」=当局者

ロイター / 2024年7月29日 23時46分

レバノンに拠点を置く親イラン武装組織ヒズボラとイスラエルとの間の緊張が高まる中、複数のイスラエル当局者は29日、イスラエルの対応が中東での全面戦争につながることはないと述べた。17日撮影(2024年 ロイター/Avi Ohayon)

Maayan Lubell Maya Gebeily

[エルサレム/ベイルート 29日 ロイター] - レバノンに拠点を置く親イラン武装組織ヒズボラとイスラエルとの間の緊張が高まる中、複数のイスラエル当局者は29日、ヒズボラに打撃を与えたいとしながらも、イスラエルの対応が中東での全面戦争につながることはないと述べた。

イスラエルが占領するゴラン高原で27日、サッカー場にロケット弾攻撃があり、子どもを含む12人が死亡。ヒズボラは関与を否定しているが、イスラエルはヒズボラによる攻撃と主張しており、全面衝突の懸念が高まっている。

これについて国防筋と外交筋を含むイスラエル当局者4人がロイターに対し匿名を条件に、イスラエルは数日間の戦闘の可能性に備えているとしながらも、「現時点での全面戦争はイスラエルの利益にならない」とし、「今回の対応が全面戦争につながることはない」と述べた。ただ、計画の詳細などについては明らかにしなかった。

イスラエルのネタニヤフ首相は29日、ロケット弾が着弾したゴラン高原のマジダル・シャムスを訪問。声明で「イスラエルはこれを放置しない。われわれは厳しい対応を取る」と表明した。

中東紛争拡大の懸念が高まる中、米国のブリンケン国務長官は29日にイスラエルのヘルツォグ大統領と電話会談を行い、紛争拡大防止の重要性を強調。外交的な解決への取り組みなどについて協議した。

ドイツも、イランを含む全ての当事者に自制を呼びかけている。

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