イスラエルがレバノン攻撃なら「深刻な結果」＝イラン大統領

ロイター / 2024年7月30日 2時15分

イランのペゼシュキアン大統領はフランスのマクロン大統領と電話会談を行い、イスラエルによるレバノンへのいかなる攻撃もイスラエルにとって深刻な結果をもたらすと伝えた。１２日撮影。提供写真（２０２４年　ロイター/Office of the Iranian Supreme Leader/WANA (West Asia News Agency)/Handout via REUTERS）

[ドバイ２９日ロイター] - イランのペゼシュキアン大統領はフランスのマクロン大統領と電話会談を行い、イスラエルによるレバノンへのいかなる攻撃もイスラエルにとって深刻な結果をもたらすと伝えた。イラン国営メディアが２９日、報じた。

イスラエルが占領するゴラン高原で２７日、サッカー場にロケット弾攻撃があり、子どもを含む１２人が死亡。イスラエルはレバノンに拠点を置く親イラン武装組織ヒズボラによる攻撃と主張しており、全面衝突の懸念が高まっている。

ペゼシュキアン大統領はマクロン氏との電話会談で「イスラエルがレバノンを攻撃すれば、イスラエルにとって深刻な結果を招く」と警告。「イランは相互信頼に基づきフランスとの関係改善を望んでいる」とも語った。

フランス大統領府によると、マクロン氏は２８日にイスラエルのネタニヤフ首相と電話会談を行い、中東での緊張の高まりを回避するために全力を尽くしていると改めて伝えた。