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米国株式市場=S&P小幅高、ハイテク決算・FOMC控え様子見

ロイター / 2024年7月30日 6時47分

米国株式市場は不安定な取引の中、S&P総合500種とナスダック総合が上昇して終了した。2013年10月撮影(2024年 ロイター/Carlo Allegri)

[ニューヨーク 29日 ロイター] - 米国株式市場は不安定な取引の中、S&P総合500種が小幅高で終了した。ハイテク企業の決算発表や米連邦公開市場委員会(FOMC)を週内に控え、様子見ムードが強かった。

今週はマイクロソフト、アップル、メタ・プラットフォームズ、アマゾン・ドット・コムなどが四半期決算を発表する。

30─31日のFOMCでは9月の利下げを示唆する言及があるかどうかに関心が集まる。

また、市場は8月2日発表の7月米雇用統計で労働市場の減速が示されるかどうかも注視している。

大型ハイテク株は米国株の記録的上昇の主役となってきたが、このところは低金利環境で恩恵を受けると期待される中小型株など出遅れ銘柄に資金が向かっている。

エドワード・ジョーンズのプリンシパル兼シニア投資ストラテジスト、モナ・マハジャン氏は「投資家の多くは最近の循環物色に持続性があるのか、それとも大型ハイテクが真に魅力的なのか決算報告で見極めようとしている」と述べた。

中小型株で構成するラッセル2000は先週まで3週連続で上昇したが、この日は1%安で引けた。

S&P500の業種別では、テスラの上げが寄与して一般消費財が大きく上昇。モルガン・スタンレーは米自動車株の中で最も買いを推奨する「トップピック銘柄」にテスラを加えた。一方、原油価格下落を受けてエネルギーは軟調だった。

個別ではマクドナルドが3.7%高。6月下旬に導入した5ドルのセットメニューが高価格商品を敬遠する顧客の間で人気だと指摘した。

暗号資産(仮想通貨)関連銘柄は不安定な値動きとなり、コインベース・グローバルが3%超安。ライオット・プラットフォームズとマラソン・デジタルもそれぞれ5%超下落した。序盤はビットコインが7週間ぶり高値を付けたことを受けて上昇していた。

ニューヨーク証券取引所では値下がり銘柄数が値上がり銘柄数を1.24対1の比率で上回った。ナスダックでも1.84対1で値下がり銘柄が多かった。

米取引所の合算出来高は99億6000万株。直近20営業日の平均は111億6000万株。

終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード

ダウ工業株30種 40539.93 -49.41 -0.12 40665.71 40682.49 40388.83

前営業日終値 40589.34

ナスダック総合 17370.20 +12.32 +0.07 17444.39 17535.32 17299.83

前営業日終値 17357.88

S&P総合500種 5463.54 +4.44 +0.08 5476.55 5487.74 5444.44

前営業日終値 5459.10

ダウ輸送株20種 15895.24 -24.35 -0.15

ダウ公共株15種 976.30 +4.89 +0.50

フィラデルフィア半導体 5087.62 -15.51 -0.30

VIX指数 16.60 +0.21 +1.28

S&P一般消費財 1498.16 +20.94 +1.42

S&P素材 576.56 +1.00 +0.17

S&P工業 1066.92 -1.68 -0.16

S&P主要消費財 841.57 +0.59 +0.07

S&P金融 720.30 -1.54 -0.21

S&P不動産 257.14 +1.58 +0.62

S&Pエネルギー 698.68 -6.12 -0.87

S&Pヘルスケア 1747.59 +1.61 +0.09

S&P通信サービス 293.04 +2.52 +0.87

S&P情報技術 4179.38 -14.04 -0.33

S&P公益事業 363.10 +1.61 +0.44

NYSE出来高 8.90億株

シカゴ日経先物9月限 ドル建て 38390 - 60 大阪比

シカゴ日経先物9月限 円建て 38330 - 120 大阪比

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