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イスラエルのベイルート攻撃阻止へ、米が外交努力主導=関係筋

ロイター / 2024年7月30日 8時22分

7月29日、米国は、ゴラン高原へのロケット弾攻撃に対する報復としてイスラエルがレバノンの首都ベイルートや主要な市民インフラを攻撃するのを阻止する外交努力を主導している。写真は28日、ゴラン高原で行われた、ロケット弾攻撃で死亡した子供たちの葬儀(2024年 ロイター/Ammar Awad)

Maya Gebeily Laila Bassam Timour Azhari

[29日 ロイター] - 米国は、ゴラン高原へのロケット弾攻撃に対する報復としてイスラエルがレバノンの首都ベイルートや主要な市民インフラを攻撃するのを阻止する外交努力を主導している。レバノンとイランの当局者、中東と欧州の外交筋ら5人の関係者が明らかにした。

イスラエルが占領するゴラン高原で27日、サッカー場にロケット弾攻撃があり、子どもを含む12人が死亡。イスラエルと米国はレバノンに拠点を置く親イラン武装組織ヒズボラが攻撃したと非難しているが、ヒズボラは関与を否定している。

関係者によると、外交努力の焦点は人口密度の高いベイルートやヒズボラの拠点であるベイルート南部の郊外、空港や橋などの重要インフラを標的にしないよう促し、イスラエルの対応を抑制することだという。

攻撃以降、米国の調停者アモス・ホッホシュタイン氏と連絡を取り合っているというレバノンのエリアス・ボウ・サーブ国会副議長はロイターに対し、イスラエルは首都とその周辺への攻撃を避けることで、深刻な事態激化リスクを回避できると語った。

ただ、中東と欧州の外交筋によると、イスラエルはベイルートや近郊、市民インフラへの攻撃を避けるという約束はしていないという。

米国務省は外交的協議の詳細についてはコメントしないとしながら、国境を越えた攻撃を全て終わらせる「永続的な解決策」を模索しているとした。報道官は「ヒズボラを含むイランに支援された全ての脅威に対するイスラエルの安全保障への米国の支持は揺るぎない」とロイターに語った。

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