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エムポックス、サハラ以南諸国の財政さらに圧迫も=フィッチ

ロイター / 2024年8月29日 9時3分

 格付け会社フィッチ・レーティングスは8月28日、アフリカのサブサハラ(サハラ砂漠以南)地域でエムポックス(サル痘)の感染が急拡大すれば、域内の多くの国で財政がさらに圧迫される恐れがあると指摘した。20日撮影のイメージ写真(2024年 ロイター/Dado Ruvic/Illustration)

Duncan Miriri

[ナイロビ 28日 ロイター] - 格付け会社フィッチ・レーティングスは28日、アフリカのサブサハラ(サハラ砂漠以南)地域でエムポックス(サル痘)の感染が急拡大すれば、域内の多くの国で財政がさらに圧迫される恐れがあると指摘した。

エムポックスは死亡につながる可能性もあり、世界保健機関(WHO)は14日、コンゴから近隣諸国に感染が拡大していることを受け「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」を宣言した。

フィッチは声明で「流行の拡大は経済・財政面で大きな影響をもたらす恐れがある」とした上で、富裕国が資金提供を増やせばある程度の悪影響を相殺できる可能性があると呼びかけた。

フィッチの評価対象となっている発行体で感染が報告されているのは、コートジボワール、ケニア、ルワンダ、南アフリカ、ウガンダなど。

同社は「大半の国では確認された症例はごく少なく、多くの場合は1桁代にとどまる。ただ一部諸国で過小報告されている可能性もある」と述べた。

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