ブラジル中銀、次回会合の指針示さず 今は柔軟性必要=総裁
ロイター / 2024年8月29日 10時14分
ブラジル中央銀行のカンポス・ネト総裁は(写真)28日、インフレ率を3%の目標に戻す取り組みの中、現時点では柔軟性が必要として、次回の政策決定会合に関する指針を示さない考えを明らかにした。2023年11月、ニューヨークで撮影(2024年 ロイター/Brendan McDermid)
Marcela Ayres
[ブラジリア 28日 ロイター] - ブラジル中央銀行のカンポス・ネト総裁は28日、インフレ率を3%の目標に戻す取り組みの中、現時点では柔軟性が必要として、次回の政策決定会合に関する指針を示さない考えを明らかにした。
サンタンデールが主催したイベントで講演し、中銀の政策担当者は明確なシグナルがないと市場のボラティリティーが高まることを理解していると述べる一方、「現時点では柔軟性が重要と判断しており、具体的な指針を示さない選択をした」と強調した。
また「信頼性を維持する最善の方法は、技術的かつ十分共有された枠組みに基づいて金融政策を実施すること」と述べた。
中銀は7月の金融政策委員会(COPOM)で、政策金利を2会合連続で10.50%に据え置いた。次回会合は9月17─18日。
カンポス・ネト氏は、中銀はインフレ率を目標水準に戻すため必要なことは全て行うと述べ、このメッセージは「極めて重要」と強調した。
27日の公式統計によると、8月中旬のインフレ率は前年比4.35%だった。
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