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午後3時のドルは横ばい144円台、日中値幅1カ月半ぶり低水準に迫る

ロイター / 2024年8月29日 15時52分

 8月29日、午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場の終盤と横ばい圏の144円半ばで取引されている。写真は米ドル紙幣。2022年2月撮影(2024年 ロイター/Dado Ruvic)

Shinji Kitamura

[東京 29日 ロイター] -

午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場の終盤と横ばい圏の144円半ばで取引されている。米半導体大手エヌビディアの株価が決算発表後の時間外取引で一時下落したものの、米株先物やアジア株は小幅安にとどまり、リスクオフムードは限られた。

ドルは朝方に米株先物が下げ幅を広げた場面で144円前半まで一時下落したが、その後は株価の下げ渋りとともに持ち直し、売買が交錯した。

エヌビディアの第2・四半期決算は、売上高と調整後利益が予想を上回り、500億ドルの自社株買いも発表したが、第3・四半期の売上高予想は市場見通しとほぼ同水準だった。

事前に警戒されていた株価の急落は免れたものの、その後は手掛かりに欠く状況となり、東京市場のドルの値幅は上下65銭にとどまった。海外市場でもこの値幅内で取引が続けば、1日の値動きとしては7月10日以来、約1カ月半ぶりの小動きとなる。

当時のドルは161円台で、円の先安観が根強かった一方、円買い介入の警戒感も最高潮に達し、値が振れづらくなっていた。

NZドルが90円前半から91円前半へ上昇したことが、円高を抑制した側面もあった。オーストラリア・ニュージーランド銀行(ANZ)が29日発表した8月企業信頼感は10年ぶり高水準を記録した。

豪ウエストパック銀行のシニアエコノミスト、マイケル・ゴードン氏は「企業を取り巻く環境は依然厳しく、今後の利下げ見通しにも変化はないが、0.5%といった大幅な利下げ観測は後退するだろう」と話していた。

ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円

午後3時現在 144.62/144.63 1.1135/1.1136 161.03/161.08

午前9時現在 144.44/144.45 1.1124/1.1126 160.68/160.69

NY午後5時 144.58/144.63 1.1120/1.1121 160.76/160.80

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