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イスラエル、イエメンのフーシ派拠点空爆 レバノンへの攻撃継続

ロイター / 2024年9月30日 7時23分

 9月29日、イスラエルは29日、イエメンのホデイダ港などフーシ派の拠点を空爆したと発表した。レバノンではヒズボラに対する攻撃を強化し、27日に指導者ナスララ師を殺害しており、中東地域の親イラン武装組織との対立が拡大している。写真はレバノン南部で29日撮影(2024年 ロイター/Jim Urquhart)

Emily Rose Maya Gebeily

[エルサレム/ベイルート 29日 ロイター] - イスラエルは29日、イエメンのホデイダ港などフーシ派の拠点を空爆したと発表した。レバノンではヒズボラに対する攻撃を強化し、27日に指導者ナスララ師を殺害しており、中東地域の親イラン武装組織との対立が拡大している。

イスラエルは、過去数日のイスラエルに対するフーシ派のミサイル攻撃を受けた対応と説明した。

フーシ派が運営する保健省によると、少なくとも4人が死亡、29人が負傷した。

イスラエルはまた、レバノンへの攻撃を継続すると表明した。イスラエル軍のハレビ参謀総長は「ヒズボラは指導者を失っており、われわれは同組織を激しく攻撃し続ける必要がある」と語った。

レバノン保健省によると、29日のイスラエル軍の空爆により、南部アイン・デレブで32人、東部バールベック・ヘルメルで21人が死亡。過去2日間の空爆では14人の医療関係者が死亡した。

バイデン米大統領は、中東での全面戦争を回避できるかと問われ、「回避しなければならない」と答えた。イスラエルのネタニヤフ首相と協議すると述べたが、詳細には言及しなかった。

米上院軍事小委員会の委員長を務めるマーク・ケリー議員は、イスラエルがナスララ師殺害に使用した爆弾は米国製の誘導兵器だと述べた。

<イスラエルの軍事行動>

イスラエル軍は29日、レバノンの発射装置や武器庫を含む数十の標的を攻撃したと発表した。また、レバノン方面から飛来した砲弾8発と紅海から飛来した1発を迎撃したという。

イエメンでは、戦闘機を含む数十機のイスラエル軍機が発電所やラス・イッサ港、ホデイダ港を攻撃したとし、フーシ派が「イランの指示と資金提供の下」でイラク民兵と協力して活動していると非難した。

イスラエルのガラント国防相は「われわれのメッセージは明確だ。イスラエルにとって遠すぎる場所はない」と述べた。

レバノン保健省は、過去2週間で1000人以上のレバノン人が死亡し、6000人が負傷したと発表した。このうち何人が民間人なのかは明らかにしなかった。

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