ネバダ州最高裁、大統領選投票日後の消印なし郵便票有効と判断
ロイター / 2024年10月29日 9時6分
10月28日、米西部ネバダ州の最高裁判所は大統領選投票日以降に受け取った消印なしの郵便投票について集計に加えることを認めた下級審判決を支持する考えを示した。写真は予備選の投開票所に置かれた郵便票の箱。ネバダ州ボールダーシティで2月撮影(2024年 ロイター/Ronda Churchill)
Jack Queen
[28日 ロイター] - 米西部ネバダ州の最高裁判所は28日、大統領選投票日以降に受け取った消印なしの郵便投票について集計に加えることを認めた下級審判決を支持する考えを示した。
ネバダ州務長官事務所は、投票日から3日後までに受け取った消印なしの郵便投票を有効とすべきだとの方針を表明。共和党候補トランプ前大統領の陣営と同党全国委員会(RNC)がこれに異議を唱えて提訴したが、下級審は州側の言い分が妥当だとの判決を下していた。
州最高裁は多数意見として「有権者が適切かつ期限通りに期日前に郵便で投票し、郵便局の手落ちで消印が押されなかったとすれば、有効票と見なさないのは公共の政策に反することになる」と説明した。
RNCの広報担当者はこの判決について、投票日後の郵便投票を絶対集計に入れないとする重要な選挙の安全措置を損なうものだと批判。「州当局が消印を必要とする法律を無視するのを許容することで、州最高裁はネバダの選挙の公正性に打撃を与えた」と述べた。
ただ州最高裁は、州務長官のこうした方針は、投票機会を制限せずに拡大しようとするネバダの郵便投票に関する法律と整合的だとも指摘した。
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