米ウォルマートが期間限定でサブスク半額 年末商戦でアマゾンに対抗

　１０月２８日、米小売り大手ウォルマートは、ホリデーシーズンを控え会員制サービス「ウォルマート・プラス」を半額で提供すると発表した。写真は米カリフォルニア州 で２０２０年６月撮影（２０２４　ロイター／Mario Anzuoni）

[２８日 ロイター] - 米小売り大手ウォルマートは２８日、ホリデーシーズンを控え会員制サービス「ウォルマート・プラス」を半額で提供すると発表した。同社は競合アマゾン・ドット・コムの「アマゾン・プライム」との差を縮めようとしている。

全米小売業協会（ＮＲＦ）は、ホリデーシーズンの小売売上高が節約志向により最大３．５％増と６年ぶりの低い伸びになると予想。ウォルマートなど小売業者はセールイベントを前倒しし、特売や特典を拡充している。

ウォルマートは２８日から１２月２日までウォルマート・プラスの年会費を通常の９８ドルから４９ドルに値下げし、６倍超の利用者を持つ同１３９ドルのアマゾン・プライムに対抗する。

ウォルマート・プラスはお急ぎ便、当日・翌日配達、動画サービス「パラマウント＋」の無料視聴、ガソリン１ガロン当たり１０セントの割引といった特典を提供している。