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午後3時のドルは152円後半へ反落、急上昇の反動売り

ロイター / 2024年10月29日 15時44分

 10月29日、午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場の終盤から小幅ドル安/円高の152円後半で取引されている。写真は米ドル紙幣。2022年7月撮影(2024年 ロイター/Dado Ruvic)

Shinji Kitamura

[東京 29日 ロイター] -

午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場の終盤から小幅ドル安/円高の152円後半で取引されている。衆院選を受けてパニック的に進んだ前日の円急落は一服となったものの、日銀会合や米大統領選を控えて、積極的な取引も限られたという。

ドルは前日の急上昇から一転、朝方の153円前半から152円後半へじり安となった。前日は与党が過半数を割り込む予想外の結果となったことで、ドルは一時153.88円と3カ月ぶり高値へ上昇したが、この日は大きな値動きが落ち着いたことで、短期筋が売り戻しに動いたという。

市場では「新政権がどのような政策を打ち出してくるのか、少数与党による国会運営でそれは実現可能なのか、見極める必要がある」(外銀アナリスト)として、政局の混乱が続けば、再び円が売られる可能性があるとの声が聞かれた。

前日に6%超急落した原油先物が下げ止まったことも、円を買い戻す動きを後押しした。イスラエルが26日に実施したイランへの報復攻撃で、石油関連施設を標的としなかったことで、前日は中東情勢の緊張感がやや緩和したとの見方が広がっていた。

その他の主要通貨も総じて小動き。ユーロは1.08ドル前半、165円台でほぼ横ばいだった。

政治情報サイトのリアル・クリア・ポリティクスによると、最新の調査でもトランプ氏の支持率は48.6%と、ハリス氏の48.4%を小幅ながら上回る状況が続いている。市場では、最終版に猛追を見せたトランプ氏の勝利と同時に「上下院の過半数を共和党が獲得するとのシナリオを描く参加者が次第に増えてきた印象がある」(国内証券アナリスト)との指摘もあった。

ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円

午後3時現在 152.83/152.85 1.0811/1.0812 165.23/165.25

午前9時現在 153.14/153.15 1.0817/1.0818 165.66/165.68

NY午後5時 153.28/153.30 1.0812/1.0813 165.73/165.75

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