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独消費者信頼感指数、11月は-18.3 予想以上に改善=GfK

ロイター / 2024年10月29日 16時4分

 10月29日、市場調査グループGfKとニュルンベルク市場判断研究所(NIM)がまとめた11月の独消費者信頼感指数はマイナス18.3と、前月改定値のマイナス21.0から予想以上に改善した。写真は2022年12月、独ハンブルクで撮影(2024年 ロイター/Fabian Bimmer)

[ベルリン 29日 ロイター] - 市場調査グループGfKとニュルンベルク市場判断研究所(NIM)がまとめた11月の独消費者信頼感指数はマイナス18.3と、前月改定値のマイナス21.0から予想以上に改善した。依然としてマイナス圏だが、2022年4月以来の高水準を記録した。

ロイターがまとめたアナリストの予想はマイナス20.5だった。

物価高や雇用市場に関するネガティブなニュースが影を落としているものの、所得見通しの楽観度合いが高まった。

所得見通しと購買意欲は2カ月連続で改善。貯蓄意欲はわずかに低下した。

今後1年間の経済見通しは3カ月連続で悪化した。これは2024年の成長率がマイナス0.2%になるという政府予測と一致している。

NIMのアナリスト、ロルフ・ビュルクル氏は「危機、戦争、物価上昇を背景にした不確実性が依然としてかなり顕著で、実質所得の大幅増など消費へのプラス要因が十分な効果を発揮することを妨げている」と指摘。

企業の倒産件数増加や人員削減、生産拠点の海外移転計画に関する報道も、より大幅な回復を妨げていると述べた。

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