FRB、次回会合で0.25%利下げ実施の公算大 労働市場減速で
ロイター / 2024年10月30日 2時31分
9月の雇用動態調査(JOLTS)で求人件数が約3年半ぶりの低水準を記録したことを受け、市場では来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)での25ベーシスポイント(bp)利下げが確実視されている。2012年4月撮影(2024年 ロイター/Joshua Roberts)
[29日 ロイター] - 9月の雇用動態調査(JOLTS)で求人件数が約3年半ぶりの低水準を記録したことを受け、市場では来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)での25ベーシスポイント(bp)利下げが確実視されている。
米労働省が発表した9月のJOLTSは、求人件数が41万8000件減の744万3000件と、2021年1月以来の低水準となった。
この内容は、FRBが年内残り2回の各会合で利下げに動くとの見方を裏付けるものと受け止められた。
ジップリクルーターのチーフエコノミスト、ジュリア・ポラック氏は「全体的にこの数字は、足元の堅調な雇用データに過剰反応することなく、FRBが来週の会合で利下げ路線から早期に逸脱しないよう警告するものになる」と述べた。
米労働省が今月初めに発表した9月の雇用統計では、非農業部門雇用者数が前月比25万4000人増で予想(14万人増)を大幅に上回ったことで、FRBによる年内の大幅利下げ観測は後退していた。
次回FOMCは来週11月6─7日に開催される予定。
この記事に関連するニュース
ランキング
-
12025年の景気は「緩やかな回復が持続」…経済評論家・塚崎公義氏が予想
THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2025年1月2日 9時15分
-
22025年 日銀「次の利上げ」はいつ? 「市場との対話」の改善は
日テレNEWS NNN / 2025年1月2日 15時0分
-
3SKY-HIが「上司には無邪気さが必要」と語る真意 若手部下とのコミュニケーションの極意とは
東洋経済オンライン / 2025年1月2日 8時0分
-
42025年「日本企業が直面する」3つの"本質的問題" ビジネス現場で増える「厄介な問題」解決法は?
東洋経済オンライン / 2025年1月2日 10時0分
-
5子どもの遊びに必要な「主体性」と「無意味性」 目的がないからこそ身に付く能力
東洋経済オンライン / 2025年1月2日 11時0分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください