香港混乱で中国当局が会見、行政長官と警察への支持あらためて表明

ロイター / 2019年7月29日 18時53分

<description role="descRole:caption"> 7月29日、中国政府で香港・マカオに関する事案を管轄する国務院港澳事務弁公室は、香港での混乱を受け、0700GMT(日本時間午後4時)に記者会見を開く異例の対応を取る。写真はデモ参加者に催涙ガスを向ける警察。香港で28日撮影(2019年 ロイター/Tyrone Siu) </description>

[香港 29日 ロイター] - 香港で、中国本土への容疑者引き渡しを可能にする「逃亡犯条例」改正案を巡るデモが続いている問題で、中国当局が29日、異例の記者会見を開き、林鄭月娥(キャリー・ラム)行政長官および香港警察への支持をあらためて表明するとともに、香港市民に暴力行為に反対するよう呼び掛けた。

香港では28日もデモ隊と警察が衝突。警察は数百人の機動隊を出動させ、催涙ガスやゴム弾などを使って中国政府の出先機関に向かうデモ隊を強制排除した。

香港・マカオに関する事案を管轄する中国国務院港澳事務弁公室の報道官は会見で「中央政府は、法に則り香港政府を率いる林鄭月娥行政長官を強く支持し、厳格に法を執行している香港警察を強く支持している」と表明。

最も重要なことは、香港が法に則り混乱に対処することだと指摘。西側の無責任な人々が中国の発展を阻もうと混乱を煽っていると批判し、そのような試みは失敗すると述べた。

どのような状況になれば中国人民解放軍が介入するのかという質問に対しては、香港のミニ憲法とされる基本法には、秩序維持のために香港政府が域内に駐留する人民解放軍に支援を求めることができるという規定があると説明した。

警察によると、28日のデモで無許可の集会や凶器の保有などの疑いで少なくとも49人が逮捕された。

条例改正案の撤回を求めるために始まった抗議活動だが、参加者の要求はこれまでに拡大し、香港の林鄭月娥(キャリー・ラム)行政長官の辞任や完全な普通選挙の実施、警察側がデモ隊の強制排除のために用いた強硬手段を調査する独立委員会の設置が含まれている。

*内容を追加して再送します。

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