1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 国際
  4. 国際総合

OPEC事務局長、石油市場の回復に自信 「デルタ株は不確定要素」

ロイター / 2021年6月30日 3時30分

石油輸出国機構(OPEC)のバーキンド事務局長は29日、石油需要が年後半に力強く持ち直すと予想される一方、新型コロナウイルスの変異株が回復のリスクになるという認識を示した(2021年 ロイター/Mariya Gordeyeva)

[ロンドン 29日 ロイター] - 石油輸出国機構(OPEC)のバーキンド事務局長は29日、石油需要が年後半に力強く持ち直すと予想される一方、新型コロナウイルスの変異株が回復のリスクになるという認識を示した。

OPECにロシアなど非加盟産油国を加えた「OPECプラス」の合同専門委員会(JTC)の会合で、今年の石油需要は日量600万バレル増加し、そのうち500万バレルは年後半に集中すると予想。同時に、インドで初めて確認された「デルタ株は多くの地域で感染者数の増加や制限の強化をもたらしており、不確定要素だ」と述べた。

また、5月の統計(速報値)を見ると、経済協力開発機構(OECD)加盟国の石油在庫は2015─19年の水準を割り込んでおり、不確実性や関連リスクを考慮したとしても年後半の伸びはかなり大きいとした。

関係筋によると、会合では一致した結論などは導き出せなかった。OPECプラスの合同閣僚監視委員会(JMMC)は7月1日に会合を開く。需要回復による原油価格の値上がりを受け、8月以降も減産の段階的縮小を継続するか検討する見込みだ。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください