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国連、PKOの新年度予算で合意 活動停止を回避

ロイター / 2021年6月30日 8時30分

 6月29日、国連総会の予算委員会は29日、国連平和維持活動(PKO)の新年度(2021年7月─22年6月)予算を約60億ドルとすることで合意した。写真は2020年10月、レバノン・ベイルートで撮影(2021年 ロイター/Mohamed Azakir)

[ニューヨーク 29日 ロイター] - 国連総会の予算委員会は29日、国連平和維持活動(PKO)の新年度(2021年7月─22年6月)予算を約60億ドルとすることで合意した。複数の外交官が明らかにした。これにより、各国で展開する平和維持活動が一時停止に追い込まれる事態は回避できた。

30日に国連総会の本会議で正式に採択する見通し。

複数の国連高官は28日、新年度予算の交渉が難航していると明かし、主にアフリカや中東地域で展開している活動について、6月中に承認されない場合に備えるよう指示が出ていると説明していた。

合意の遅れの背景には、交渉手順の変更やロジスティックに関する問題、中国と欧米諸国の対立などがあるとの指摘も出ていた。

国連の管理・政策・コンプライアンス担当部門トップのキャサリン・ポラード氏は28日記者団に、6月末までに合意できなければ、国連の資産を守り、職員や平和維持軍の安全を確保するためだけの予算が認められ、活動が制限されるとの懸念を示していた。

PKO予算の最大拠出国は米国で約28%を負担。次いで中国が15.2%、日本が8.5%を拠出している。

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