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NZ中銀、制約的な政策を当面維持する必要=副総裁

ロイター / 2024年3月1日 8時1分

3月1日、ニュージーランド準備銀行(中央銀行)のホークスビー副総裁は、インフレ期待が十分に抑制されるよう政策金利を制約的な水準に当面維持する必要があるとの見解を示した。写真はウェリントンの中銀ビルで2021年9月撮影(2024年 ロイター/Praveen Menon)

[シドニー 1日 ロイター] - ニュージーランド(NZ)準備銀行(中央銀行)のホークスビー副総裁は1日、インフレ期待が十分に抑制されるよう政策金利を制約的な水準に当面維持する必要があるとの見解を示した。また、利下げを検討する段階にはないと強調した。ロイターのインタビューに応じた。

ホークスビー氏は、インフレ率が目標レンジ(1─3%)の中間値に向かいつつあるが、それを確認にするため中銀は現状を維持する必要があると指摘。

「インフレ期待とコアインフレが、2%に抑制されていると確信する必要がある」と述べ、経済が潜在成長率を下回る期間が必要だとした。

中銀は今週開いた今年初の会合で、政策金利のオフィシャルキャッシュレート(OCR)を15年ぶり高水準の5.5%に据え置くことを決定。インフレに関するリスクがより均衡した状態になったとの認識を示した。

ホークスビー氏は「政策は現在制約的に機能しており、インフレが低下するという確信をもたらしている」と述べた。

「将来のある時点で利下げするだろうが、時期については不透明感が強い」と指摘した。

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