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テラドローン、海外展開強化へ 社長「売上比率50%超を視野」

ロイター / 2024年11月29日 18時46分

Maki Shiraki

[東京 29日 ロイター] - 測量・点検などのドローン(無人機)や運航管理システムを手がけるTerra Drone(テラドローン)の徳重徹社長は29日、ロイターの取材に対し、海外展開を今後も強化する方針を示した。

同社の現在の海外売上比率は39%。徳重氏は「5年や10年はかからず、すぐに50%を超える。国内と海外の売り上げは逆転する」と語った。

同社は29日、東証グロースに上場した。公開価格と同じ2350円の売り気配で始まり、初値は公開価格を8%下回る2162円をつけた。先行投資がかさんでおり24年1月期は最終赤字、25年1月期も赤字見通しで、赤字上場となった。

株価について徳重氏は「上場はゴールではなく、スタートとして動いている。実績をこれから伸ばしていくことで株価は今後ついてくる」と述べた。黒字化の時期に関しては明言を避けたが、「これからが刈り取り時期。早いうちに黒字化する」と語った。

調達資金については「いちから他社を買収、M&Aするというよりも、まずはオーガニックに成長できる、すでに出資している会社の出資比率を引き上げること」や既存の事業拡大のために充てる考えを示した。

ドローンは農業、建設、災害復興などでの活用が見込まれている。同社の農業散布などはインドネシアなどで、ドローン運航管理システムは欧州やカナダなどですでに展開している。

同社には、サウジアラビアの国有石油会社サウジアラムコがベンチャーキャピタルを通じて出資している。

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