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チリ中銀、4会合ぶり金利据え置き インフレ加速リスクに警戒

ロイター / 2025年1月29日 9時18分

 1月28日、チリ中央銀行(写真)は、政策金利を5.00%に据え置いた。2024年11月、チリのサンティアゴで撮影(2025年 ロイター/Ivan Alvarado)

[サンティアゴ 28日 ロイター] - チリ中央銀行は28日、政策金利を5.00%に据え置いた。インフレ率が高止まりしていることから慎重になるべきとし、4会合ぶりに利下げを一時停止した。決定は全会一致で、市場予想通りだった。

中銀は声明で「インフレリスクが高まっており、あらためて注意が必要」と警告。最近のインフレ動向は「ペソ下落、労働コストや電気料金の上昇など幾つかのコスト要因の複合的な上昇に影響されている」と分析した。

今月公表された中銀アナリストに対する調査では、今後1年で金利は4.75%になると予想されている。

12月のインフレ率は前年同月比4.5%と11月の4.2%から加速し、中銀目標の3%プラスマイナス1%ポイントを大きく上回った。

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