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英とEU、離脱後初の法廷闘争 北海での禁漁令巡り

ロイター / 2025年1月29日 12時1分

 1月28日、欧州連合(EU)の弁護団は、オランダ・ハーグの常設仲裁裁判所で、英国が北海の自国領海内でのコウナゴ(イカナゴ)漁を禁止したのはEU離脱の際に締結した漁業権を巡る合意に反すると訴えた。写真は仲裁裁判所の様子。オランダのハーグ(デン・ハーグ)で撮影(2025 ロイター/Piroschka van de Wouw)

Stephanie van den Berg

[ハーグ 28日 ロイター] - 欧州連合(EU)の弁護団は28日、オランダ・ハーグの常設仲裁裁判所で、英国が北海の自国領海内でのコウナゴ(イカナゴ)漁を禁止したのはEU離脱の際に締結した漁業権を巡る合意に反すると訴えた。

EUと英国が裁判をするのは、2020年の英EU離脱後初めて。

EUの弁護士は「禁漁令はEUと英国間の貿易連携協定(TCA)でEUに与えられた権利をほごにしている」と主張。禁漁令は差別的で非常に偏っており、入手可能な最高の科学的根拠に基づいていないと批判した。

英国側は、禁漁令は食物連鎖などに関する科学的知見に基づくと主張している。英国船はコウナゴを獲っていないが、EU加盟国のデンマークは飼料や魚油向けに捕獲している。

仲裁裁判所は、フランス、ニュージーランド、南アフリカ選出の仲裁人が3日間で双方の主張を聞き、4月末までに最終的な裁定を下す。

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