1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 経済
  4. 経済

独消費者信頼感指数、2月は-22.4に悪化 改善の兆しみられず

ロイター / 2025年1月29日 16時18分

 1月29日、市場調査グループGfKとニュルンベルク市場判断研究所(NIM)がまとめた2月の独消費者信頼感指数はマイナス22.4で、1月のマイナス21.4(改定値)から予想外に悪化した。写真は2022年12月、独ハンブルクで撮影(2025年 ロイター/Fabian Bimmer)

Miranda Murray

[ベルリン 29日 ロイター] - 市場調査グループGfKとニュルンベルク市場判断研究所(NIM)がまとめた2月の独消費者信頼感指数はマイナス22.4で、1月のマイナス21.4(改定値)から予想外に悪化した。

ロイターがまとめたアナリスト調査ではマイナス20.0が予想されていた。

NIMのアナリスト、ロルフ・ビュルクル氏は「消費者信頼感はさらに悪化し、年が明けても低迷は続いている。最近はインフレ率も再び上昇しており、景気回復の兆しはみられない」と指摘した。

2024年のドイツ経済は2年連続のマイナス成長となり、ユーロ圏の中でも出遅れ感が顕著だった。第4・四半期もマイナス成長で、目先の改善の兆しはほとんどないことを示唆している。

年末にかけてのインフレ率の上昇も、消費者の支出と所得の見通しに悪影響を及ぼした。大手企業の工場閉鎖や生産拠点移転の発表もあり、家計の雇用不安も重くのしかかった。

FEB 2025 JAN 2025 FEB 2024

Consumer climate -22.4 -21.4 -29.6

Consumer climate components JAN 2025 DEC 2024 JAN 2024

- willingness to buy -8.4 -5.4 -14.8

- income expectations -1.1 1.4 -20.0

- business cycle expectations -1.6 0.3 -6.6

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください