米国務長官、コンゴ即時停戦求める ルワンダ大統領と会談
ロイター / 2025年1月29日 19時30分
1月29日、ルワンダのカガメ大統領はルビオ米国務長官(写真)と会談し、コンゴ民主共和国(旧ザイール)東部での停戦の必要性について一致したことを明らかにした。米首都ワシントンで21日撮影(2025年 ロイター/Kevin Lamarque)
Yassin Kombi Sonia Rolley Sonia Rolley
[ゴマ(コンゴ民主共和国) 29日 ロイター] - ルビオ米国務長官はルワンダのカガメ大統領と会談し、コンゴ民主共和国(旧ザイール)情勢いついて懸念を伝えた。カガメ大統領は、東部での停戦の必要性についてルビオ氏と一致したと明らかにしたが、ルワンダが支援するコンゴの反政府勢力「M23」およびルワンダ軍に対する撤退圧力に屈する姿勢は示さなかった。
カガメ大統領は「ルビオ長官とコンゴ東部の停戦を実現し、紛争の根本原因にきっぱり対処する必要性について生産的な会話をした」とXに投稿。
米国務省は「長官はこの地域の即時停戦を促し、全ての当事者に対し主権国の領土の一体性を尊重するよう呼びかけた」と述べた。
M23は東部最大都市ゴマに進軍し、28日には国際空港を管理下に置いた。これにより現地住民への人道支援に支障が出る可能性がある。コンゴと国連の平和維持部隊によると、ルワンダ軍はゴマでM23を支援。ルワンダはコンゴの武装勢力から自国を守っていると主張しているが、コンゴ領内に進軍したかについては直接コメントしていない。
米政府は28日、国連安全保障理事会に対し、M23の攻撃停止に向けた措置を検討するよう要請した。
コンゴやルワンダなど8カ国が加盟する東アフリカ共同体(EAC)は29日夕に緊急会合を開催する予定。ルワンダ政府筋によると、カガメ大統領は出席する方針。コンゴ大統領府関係者らによるとチセケディ大統領は参加しない見通し。
コンゴ大統領府は、チセケディ大統領が、M23によるゴマ進軍後、初めてとなる国民向け演説を29日に行うと発表した。
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