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インド宗教行事の将棋倒し、死者30人超か 野党が管理不備を非難

ロイター / 2025年1月30日 0時42分

ヒンドゥー教の祭り「クンブ・メラ」が行われているインド北部ウッタルプラデシュ州プラヤグラジで、29日に起きた将棋倒し事故による死者が30人超となったもよう。同日撮影(2025年 ロイター/Sharafat Ali)

Shivam Patel

[プラヤグラジ(インド・ウッタルプラデシュ州) 29日 ロイター] - ヒンドゥー教の祭り「クンブ・メラ」が行われているインド北部ウッタルプラデシュ州プラヤグラジで、29日に起きた将棋倒し事故による死者が30人超となったもよう。ロイターが地元病院の遺体安置所で39人の遺体を確認した。

事故発生から12時間経っても遺体は運び込まれ続けている。

世界最大の宗教行事といわれるこの祭りでは、ガンジス川で沐浴(もくよく)しようと、特に神聖とされる川の合流点に群衆が押し寄せた。

警察関係者3人は死者数が40人近くに達したことを確認した。

モディ首相は死者数を明らかしなかったが、「愛する人を失った信者」に哀悼の意を表した。

当局によると、この祭りには計約4億人が集まると予想されている。昨年サウジアラビアで行われたイスラム教の聖地メッカへの大巡礼(ハッジ)に集まったのは180万人だった。

今年の参加者にはシン国防相やシャー内務相、アダニ・グループのゴータム・アダニ会長も含まれる。地元メディアは、英ロックグループ、コールドプレイのクリス・マーティンさんらが含まれるという。

野党は、群衆の殺到は政府の「管理不行き届き」と「VIP文化」のせいだと非難した。

2013年の開催時も、最も縁起が良とされる日に同様の群衆事故が発生し、少なくとも36人が死亡した。

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