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米テスラ、上期に新モデル投入へ 第4四半期は予想下回る

ロイター / 2025年1月30日 8時2分

米電気自動車(EV)大手テスラが29日発表した第4・四半期決算は、粗利益率が16.3%となった。2024年7月撮影(2025年 ロイター/Eduardo Munoz)

Abhirup Roy Akash Sriram

[29日 ロイター] - 米電気自動車(EV)大手テスラは29日、低価格の新モデルを2025年前半に投入する見通しを示した。

一方、この日発表した第4・四半期決算は値引きや融資プログラムを背景に、利益と売上高が市場予想を下回った。

同社は決算報告で「手頃な価格は顧客にとって依然として最重要事項であり、われわれは引き続き、売上原価のあらゆる面を見直していく」と述べた。これらのコストは第4・四半期に3万5000ドルを下回り、過去最低となった。原材料のコスト低下が寄与したという。

株価は引け後の時間外取引で一時の下げからプラスに転じた。

テスラの株主であるグローバルト・インベストメンツのシニアポートフォリオマネジャー、トーマス・マーティン氏は、テスラが上半期の新モデル投入を再確認するのは異例でプラス材料だと指摘した。

テスラは顧客向けのお得な融資プログラムで需要を喚起してきた。アナリストはこの戦略が利益率を低下させると予測していた。

ロイターの算出によると、第4・四半期の自動車販売の利益率(規制クレジットを除く)は13.59%と、前四半期の17.05%から低下した。

ビジブル・アルファがまとめたアナリスト23人の予想は16.2%だった。

売上高は257億1000万ドル。LSEGがまとめたアナリスト予想は272億7000万ドルだった。

年間の納車台数は昨年初めて減少した。借り入れコスト上昇と競争激化が重しとなった。

第4・四半期の粗利益率は16.3%で、前四半期の19.8%から鈍化し、LSEGがまとめたアナリスト20人の予想である19.03%を下回った。

調整後の1株当たり利益は0.73ドル。市場予想は0.76ドルだった。

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