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独の「社会的距離」措置、5月10日まで継続へ=首相府長官

ロイター / 2020年4月30日 19時36分

4月30日、ドイツ首相府のヘルゲ・ブラウン長官は、社会的距離を保つ措置は5月10日まで維持されるとの見通しを示した。ボン近郊のスーパーで27日撮影(2020年 ロイター/Wolfgang Rattay)

[ベルリン 30日 ロイター] - ドイツ首相府のヘルゲ・ブラウン長官は30日、社会的距離を保つ措置は5月10日まで維持されるとの見通しを示した。ロックダウン(都市封鎖)の見直しを巡る政府会合を前に、テレビ番組で述べた。

会合では、学校や保育所、スポーツイベントなどの再開の是非を議論する予定。ただ、同長官によると、ロックダウン解除第一段階の結果を検討するため、5月6日までにまとめられる統計数字を待つ方針だという。

ドイツは前週からロックダウンの一部解除を進めており、社会的距離を厳格に保ったうえでの小売店の営業などを認めている。ただ、メルケル首相ら政府関係者は、感染率の再上昇を警戒している。

連邦保健省下のロベルト・コッホ研究所(RKI)によると、1人の感染者が何人に感染を広げるかを示す「再生産数」は現在、推定0.76となっている。

RKIが発表した国内の新型ウイルス感染者数は30日現在、29日から1478人増加して15万9119人。死者は同173人増加して6288人となっている。

(※原文記事など関連情報は画面右側にある「関連コンテンツ」メニューからご覧ください)

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