ユーロ圏GDP速報値、第1四半期は過去最大の減少率
ロイター / 2020年4月30日 19時43分
4月30日、欧州連合(EU)統計局が発表した第1・四半期のユーロ圏域内総生産(GDP)速報値は前期比3.8%減少し、1995年の統計開始以来、最大の減少率を記録した。写真は人影のほとんどないベルリン中心部。3月撮影(2020年 ロイター/Reinhard Krause)
[ブリュッセル 30日 ロイター] - 欧州連合(EU)統計局が発表した第1・四半期のユーロ圏域内総生産(GDP)速報値は前期比3.8%減少し、1995年の統計開始以来、最大の減少率を記録した。新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、3月に大部分の経済活動が停止した。
ロイターがまとめたエコノミスト予想は前期比3.5%減。2019年第4・四半期は前期比0.1%増だった。
第1・四半期のGDPは前年同期比では3.3%減だった。
これとは別にEU統計局が発表したユーロ圏の4月の消費者物価指数(CPI)は前月比0.3%上昇、前年比では0.4%上昇した。3月の前年比0.7%上昇から減速した。ただ、ロイター調査によるアナリストの予想平均(前年比0.1%上昇)ほどは減速しなかった。
4月のCPIに最もマイナスに寄与したのはエネルギーで、前年比9.6%落ち込んだ。
変動の大きいエネルギーと未加工食品を除いたコアCPIは前月比0.7%上昇、前年比1.1%上昇した。3月には前年比1.2%上昇していた。
エネルギー・食品・アルコール・たばこを除くCPIは4月に前月比0.8%上昇、前年比0.9%上昇した。3月は前年比1.0%上昇だった。
また、3月のユーロ圏失業率は7.4%で、2月の7.3%からわずかに上昇した。
この記事に関連するニュース
ランキング
-
1TBS退職→Netflixと5年契約「50代P」選んだ道 「不適切にもほどがある」「俺の家の話」手掛けた
東洋経済オンライン / 2024年7月18日 12時30分
-
2半世紀も"主役"フロッピーディスクの栄枯盛衰 「なにそれ?」と知らない世代も増えてきた
東洋経済オンライン / 2024年7月19日 8時0分
-
3マクドナルド 約3割の店舗が営業停止 レジに障害
日テレNEWS NNN / 2024年7月19日 11時46分
-
4三菱UFJが首脳3人処分へ 報酬減額、情報無断共有で
共同通信 / 2024年7月18日 18時25分
-
5【速報】ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)でレジや店のシステムにトラブル 閉店する店も… JR西日本はHPやアプリで不具合
MBSニュース / 2024年7月19日 16時15分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください