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アメリカン航空、第1四半期損失22億ドル 破産脱却後で初

ロイター / 2020年5月1日 3時25分

米アメリカン航空グループが30日発表した第1・四半期決算(3月31日まで)は22億ドルの純損失となった。ワシントンのレーガン国際空港で29日撮影(2020年 ロイター/Kevin Lamarque)

[30日 ロイター] - 米アメリカン航空グループ が30日発表した第1・四半期決算(3月31日まで)は22億ドルの純損失となった。損失計上は2013年の破産法適用下からの脱却後初めて。また新型コロナウイルスのパンデミック(世界的流行)で渡航が制限されているため、第2・四半期は1日当たり約7000万ドルの資金流出が見込まれるとした。

株価は午後の取引で3.7%安の12.15ドル。

ダグ・パーカー最高経営責任者(CEO)は投資家向け説明会で「経済回復の足取りは鈍く、飛行機旅行に対する需要がかなりの期間にわたって抑制されると皆が予想している」と述べた。

一時項目を除く純損失は11億ドル(1株当たり2.65ドル)。リフィニティブの予想は1株当たり2.33ドルの損失だった。

営業収入は約20%減の85億ドルだった。

アメリカン航空はすでに4─5月の運航計画を約80%削減し、一部の貨物便のみ運航している。6月は国際便も含め70%減になるという。

また第2・四半期の流動性資産は110億ドルと、第1・四半期の68億ドルから増加する見通し。コロナウイルス支援・救済・経済保障法(CARES法)の下で47億5000万ドルの政府支援を受けるという。金利は4%強の見込み。

また、給与支援として58億ドルも受けるとした。

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