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米有権者、トランプ大統領の政権移譲拒否を支持せず=バイデン氏

ロイター / 2020年10月1日 4時25分

米大統領選に向けた最初のテレビ討論会から一夜明けた30日、民主党候補のバイデン前副大統領は、トランプ大統領が選挙に敗れた後に政権移譲を拒否しても、米有権者は「支持しない」と述べた。オハイオ州クリーブランドで撮影(2020年 ロイター/MIKE SEGAR)

[アライアンス(米オハイオ州) 30日 ロイター] - 米大統領選に向けた最初のテレビ討論会から一夜明けた30日、民主党候補のバイデン前副大統領は、トランプ大統領が選挙に敗れた後に政権移譲を拒否しても、米有権者は「支持しない」と述べた。

トランプ大統領はテレビ討論会で、新型コロナウイルス禍を背景に利用が急増するとみられる郵便投票が不正選挙を招くとの持論を改めて主張。「何万もの票が不正に操作されているのを見たら、(選挙結果を)受け入れることはできない」と語り、最高裁が大統領選の結果を判断する可能性もあるとの見方を示した。また、選挙に敗れた場合でも、平和的に政権を移譲することへのコミットメントを示さなかった。

バイデン氏は遊説先の激戦州オハイオ州で、トランプ大統領が敗北した後に政権移行を拒否する可能性を排除するために大差で勝利できるよう自身への投票を呼び掛けた。政権移譲の拒否を「米有権者は支持しない。政府機関もそのような行動は認めない」とし、選挙で敗北すれば「トランプ氏は退陣する」と述べた。

さらに、トランプ大統領が討論会で言及した極右団体「プラウド・ボーイズ」など「全ての白人至上主義者団体に対する私のメッセージは『(活動を)停止せよ』だ」とし、「次の大統領を決めるのは米国民だ」と言明した。

トランプ大統領は討論会で、白人至上主義者の糾弾を避けると同時に、プラウド・ボーイズに対しては「身を引き、待機せよ」と述べ、代わりに左翼の活動家を批判した。

ホワイトハウスのファラー広報部長はFOXニュースに対し、「トランプ大統領は数えきれないほど何度も白人至上主義者を糾弾してきた」と強調。「待機せよ」というトランプ大統領の発言を「明確にすることは何もない。トランプ氏は国を率いているのであって、自警主義は必要ではない」と擁護した。

また、バイデン陣営によると、討論会後に380万ドルの選挙資金が集まった。民主党の主要献金プラットフォーム「アクトブルー」によると、討論会開始から16時間で集まった資金は3600万ドル超に上ったという。

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