小売販売10月は前年比6.4%増、増税の反動で8カ月ぶりプラス=経産省
ロイター / 2020年11月30日 11時6分
[東京 30日 ロイター] - 経済産業省が30日に発表した10月の商業動態統計速報によると、小売業販売額(全店ベース)は前年比6.4%増となった。ロイターの事前予測調査でも6.4%増が予想されていた。昨年10月は消費増税の直後で大きく落ち込んでいたため、ことし2月以来8カ月ぶりの前年比プラスとなった。
<内食需要好調、巣ごもりでペット販売も増加>
業種別では機械器具、自動車、無店舗小売り、飲食料品、医薬・化粧品などが伸びた。エアコンや冷蔵庫、家庭用(内食)食品、マスク・除菌製品などが好調だった。自動車などは前年増税で落ち込んだ反動が大きいが、「コロナ禍による巣ごもり・在宅需要もみられる」(経産省幹部)。
業態別ではスーパー(前年比5.8%増)や家電量販店(同29.0%増)、ドラッグストア(同7.3%増)、ホームセンター(同9.5%増)が増加し、百貨店(同2.5%減)やコンビニエンスストア(同3.3%減)などが減少した。スーパーは内食関連が好調を維持、コンビニはオフィスで食べる需要が減ったために弁当類の不振が続いている。
ホームセンターでは除菌製品やペットの販売が伸びており「巣ごもり需要ではないか」(経産省幹部)とみられる。
(竹本能文)
この記事に関連するニュース
ランキング
-
1下請けいじめ、懸念事案あり 日本自動車工業会が緊急点検
共同通信 / 2024年9月19日 13時3分
-
2連結器はずれた東北新幹線を“救済” 常磐線特急を臨時で仙台まで延長 新幹線は再開見込み立たず
乗りものニュース / 2024年9月19日 10時45分
-
3お金持ち流!100円ショップで買うもの・買わないもの
オールアバウト / 2024年9月18日 21時40分
-
4「部長、その話、キツいっす」部下が辞める雑談2種 部下が未来に絶望していく、何気ない2つの話題
東洋経済オンライン / 2024年9月19日 8時0分
-
5モンスター社員はいないのに全員が疲弊している…「親切でやさしい人の集まり」が職場を崩壊させる意外な理由
プレジデントオンライン / 2024年9月19日 10時15分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください