前場の日経平均は反落、米株安や大幅高の反動懸念から模様眺め
ロイター / 2020年12月30日 12時1分
前場の東京株式市場で、日経平均は前営業日比155円91銭安の2万7412円24銭となり、反落。米国株安が気にされたほか、前日の大幅上昇の反動が懸念され、模様眺めの展開となった。写真は株価ボードに映る男性。東京で11月撮影。(2020年 ロイター/Kim Kyung-Hoon )
[東京 30日 ロイター] - 前場の東京株式市場で、日経平均は前営業日比155円91銭安の2万7412円24銭となり、反落。米国株安が気にされたほか、前日の大幅上昇の反動が懸念され、模様眺めの展開となった。
29日の米国株式市場は小反落。最高値を更新する場面もあったが、経済再開の道筋や国民への現金給付を引き上げる案の行方を巡る懸念から不安定な値動きとなった。共和党上院トップのマコネル院内総務が現金給付を1人当たり600ドルから2000ドルに引き上げる案の採決を先送りし、今週審議を行う方針を示した。
日本株は米株安が嫌気される一方、前日の大幅高の反動もあって軟調な始まり。日経平均は一時、前日比で200円を超す下げ幅を記録したものの、その後は下げ渋り、中ごろからは安値圏でのもみあいに終始した。
市場では「強い基調にあることは確かだが、前日はさすがに上げ過ぎたとの印象が強く、買い見送りとなっている。そうした中、後場に日銀がETF購入に動くかどうかが注目されそうだ」(SBI証券・投資調査部アドバイザーの雨宮京子氏)との声が聞かれる。
TOPIXは0.67%安で午前の取引を終了。東証1部の売買代金は8527億7700万円と細り気味になっている。東証33業種では、鉄鋼、鉱業、繊維業などが下落し、値上がり業種は空運業、海運業など5業種にとどまった。
個別では、トヨタ自動車、ソニーなど主力株が利益確定売りに押されてさえない。半面、指数寄与度が大きいファーストリテイリングが堅調に推移した。
東証1部の騰落数は、値上がりが701銘柄、値下がりが1366銘柄、変わらずが119銘柄だった。
(※関連情報は画面右側にある「関連コンテンツ」メニューからご覧ください)
この記事に関連するニュース
-
午前の日経平均は反落500円超安、円安進み為替介入を警戒
ロイター / 2024年5月8日 12時15分
-
午前の日経平均は反落、米株安を嫌気 個別物色は活発
ロイター / 2024年5月1日 11時57分
-
日経平均は大幅反落800円超安、前日の上昇をほぼ帳消し
ロイター / 2024年4月25日 16時18分
-
午前の日経平均は反落、一時700円超安 前日の上げの反動強まる
ロイター / 2024年4月25日 12時10分
-
午前の日経平均は小幅続落、米利下げ観測後退が重し
ロイター / 2024年4月17日 11時58分
ランキング
-
1京葉線だけの問題か? 快速の“大幅減”地域に厳しいダイヤ改正が断行される根本原因 議論に欠落した視点
乗りものニュース / 2024年5月13日 9時42分
-
2「待遇に満足な社員」が会社を辞めてしまう真因 なぜ互いに「相思相愛」の関係が築けないのか
東洋経済オンライン / 2024年5月13日 8時30分
-
3中央線「グリーン車導入」の増収効果は?JR東日本が明らかに 投資額は約860億円
乗りものニュース / 2024年5月13日 7時12分
-
4無味のミネラルウォーターが若年層に好まれる理由 23年過去最高の販売実績を記録した「サントリー天然水」 ブランドの牽引役は天然水本体
食品新聞 / 2024年5月12日 17時1分
-
5初めての上京での住まい、失敗したことは? 3位「間取りが不便」、2位「想像より狭かった」、1位は?
J-CAST会社ウォッチ / 2024年5月12日 21時15分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください