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バイデン氏、ジョージア州の演説で有権者に感謝 上院選など巡り

ロイター / 2021年4月30日 12時2分

 4月29日 バイデン米大統領は就任から100日目を迎え、ジョージア州を訪れてドライブイン形式の集会で演説した。写真は4月29日、ラファエル・ワーノック上院議員(ジョージア州)と話すバイデン氏(右)4月29日、ジョージア州ダルースで撮影(2021年 ロイター/Evelyn Hockstein)

[ダルース(米ジョージア州) 29日 ロイター] - バイデン米大統領は、就任から100日目を迎えた29日にジョージア州を訪れ、ドライブイン形式の集会で演説した。連邦議会の民主党支配につながった同州の役割に触れ、自身の経済政策が進めやすくなったとして有権者に感謝した。

集会は新型コロナウイルス流行のためアトランタ北東約48キロのダルースにあるスポーツアリーナの外で開催され、参加者は車から演説を見届けた。

バイデン氏は自身の政策を進める上でジョージア州での民主党勝利の重要性を認識。「われわれはジョージアの人々に特別の感謝を抱いている」と説明し、「あなた方は民主主義が依然として人々の役に立てるということを証明してくれている」と述べた。

昨年の大統領選では共和党候補が勝利する傾向にあったジョージア州をバイデン氏は制した。民主党候補の勝利は28年ぶりだった。1月の上院選決選投票では民主が2議席を確保し、民主の上院支配につながった。

バイデン氏は、3月に成立した1兆9000億ドル規模の経済対策にとって民主の上院支配は必要不可欠だったと指摘した。

演説の冒頭あたりでは、民間運営の移民拘留センターに反対する人々に一時的に妨害される場面もあった。

バイデン大統領は前日の28日には就任後初めて議会で施政方針演説を行い、「米国は再び動き出した」と述べた。一方で、中国の影響力拡大に改めて警戒感を示し、対中国で党派を越えた結束を訴えた。

また、ジョージア州は投票の権利を巡る全国的な争いの中心ともなっている。共和党が支配する州議会で投票権を制限する法律が通過したことに対し、100を超える米企業や市民権活動家、スポーツリーグが反発。バイデン大統領もこの法律に強く反対している。

演説に先立ち、バイデン大統領は夫人とともに、アトランタ南約240キロの町プレインズにあるカーター元大統領夫妻の自宅も訪れた。

バイデン氏は向こう数日間でペンシルベニア州とバージニア州も訪れる予定となっている。

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