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米空爆で民間人に死者、タリバンが非難=中国国営TV

ロイター / 2021年8月30日 18時16分

8月30日、米軍がアフガニスタンの首都カブールの空港への自爆攻撃を準備していたとみられる車両を無人機で空爆したことについて、アフガンのイスラム主義組織タリバンの広報官は民間人にも死者が出たとし、空爆前にタリバンへの連絡がなかったと米国を非難した。写真はタリバンの広報担当者。カブールで17日撮影(2021年 ロイター)

[北京 30日 ロイター] - 米軍が29日、アフガニスタンの首都カブールの空港への自爆攻撃を準備していたとみられる車両を無人機で空爆したことについて、アフガンのイスラム主義組織タリバンの広報官は30日、民間人にも死者が出たとし、空爆前にタリバンへの連絡がなかったと米国を非難した。

中国国営テレビのCGTNに述べた。

広報官は、空爆で7人が死亡したとし、外国の領土で米軍が空爆を行ったのは違法だと主張した。

広報官はCGTNに書面で「アフガン国内に潜在的な脅威があったのであれば、民間人に犠牲者を出した身勝手な攻撃を行うのではなく、われわれに報告すべきだった」と述べた。

米当局者によると、今回の空爆は過激派組織「イスラム国」(IS)系の現地組織「イスラム国ホラサン」(ISIS-K)の戦闘員を標的に無人機を使って行われた。ISIS─Kは西側とタリバンの双方と対立している。

米中央軍は空爆について認め、民間人に死傷者が出たという報道について調査していることを明らかにした。

タリバンの広報官は28日にも、アフガン東部ナンガルハル州でIS戦闘員2人を殺害した米軍の無人機攻撃を非難していた。広報官によると、この攻撃で女性2人と子供1人が負傷した。

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