前場の日経平均は小幅続落、年末で見送り 米株高にも反応薄
ロイター / 2021年12月30日 11時58分
[東京 30日 ロイター] - 前場の東京株式市場で、日経平均は前営業日比20円79銭安の2万8886円09銭と、小幅続落。今年の最終売買日にあたり、明日から4連休を控え見送りムードが強くなっている。
29日の米国株式市場は上昇、ダウ工業株30種とS&P総合500種が終値での最高値を更新した。ダウは6営業日続伸。今年3月5日─15日の7営業日続伸以来の連騰記録となった。
米株高は好材料となったものの、日本株は売り優勢でスタート。薄商いの中、先物主導で下げて始まり、日経平均は一時、前日比300円を超す下落幅となった。ただ、それ以上に売り込む様子はなく、その後は戻り歩調に転じた。前場後半は小幅安の水準でもみあった。
市場では「薄商いの状態が続いているため、上下に振れやすい。ただ、大きく崩れる様子はなく、売り一巡後は引き戻す動きとなった。200日移動平均線をキープして引けるかどうかが注目される」(野村証券・投資情報部ストラテジストの神谷和男氏)との声が聞かれた。
TOPIXは0.05%高で午前の取引を終了。東証1部の売買代金は8306億8300万円と引き続き細っている。東証33業種では、その他製品、空運業、水産・農林業などが下落する一方、ゴム製品、機械が値上がりした。
個別では、トヨタ自動車が小じっかり。東京エレクトロンも堅調だが、任天堂はさえない。
東証1部の騰落数は、値上がりが870銘柄、値下がりが1155銘柄、変わらずが156銘柄だった。
この記事に関連するニュース
ランキング
-
1ほっかほっか亭「コラボ依頼して賛否」への違和感 日清食品「10分どん兵衛」の成功例に倣えるか
東洋経済オンライン / 2024年9月20日 15時20分
-
2ミニストップ、外国籍の利用客に“不適切な張り紙” 「問題を重く受け止め」謝罪
ORICON NEWS / 2024年9月20日 15時53分
-
3血管をむしばむ「超加工食品依存症」に要注意!医師が食べてほしくないもの3選
THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2024年9月20日 11時0分
-
4あの「ポーター」が人気商品を大胆に変えた裏側 価格2倍にしても素材変えた吉田カバンの挑戦
東洋経済オンライン / 2024年9月20日 13時0分
-
5漁業関係者、「ぬか喜びにならなければ」=歓迎も中国側の手のひら返し警戒
時事通信 / 2024年9月20日 20時55分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください