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タイ政策金利は現状適切、中東紛争が懸念材料=中銀総裁

ロイター / 2023年10月30日 11時53分

タイ中央銀行のセタプット総裁(写真)は28日、現状の政策金利水準は適切とする一方、世界的なリスク増大と中東紛争への懸念があると警告し、中銀は必要なら「調整」を行う用意があると述べた。バンコクで2020年10月撮影(2023年 ロイター/CHALINEE THIRASUPA)

[バンコク 28日 ロイター] - タイ中央銀行のセタプット総裁は28日、現状の政策金利水準は適切とする一方、世界的なリスク増大と中東紛争への懸念があると警告し、中銀は必要なら「調整」を行う用意があると述べた。

総裁は、第3・四半期の経済成長率は見込みを下回る可能性があるものの、通年では予想の2.8%に近い水準になるとの見通しを示した。

24年の成長予想(4.4%)については、政府の景気刺激策に変更があれば修正するとした。昨年の成長率は2.6%だった。

また、セタプット氏は「非常に懸念している新たな要素は中東問題。このリスクによる影響の評価は極めて難しい」と述べた。

さらに、「現時点の金利水準は適切だが、状況がわれわれの予想や想定枠組みから大きく変化した場合は調整を行う」と述べた。

中銀は先月、主要政策金利の翌日物レポレートを予想外に25ベーシスポイント(bp)引き上げ2.50%とし、成長率とインフレ率はともに来年加速するとの見通しを示した。

次回の政策決定会合は11月29日。

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