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午後3時のドルは149円後半でこう着、注目イベント前に手控え

ロイター / 2023年10月30日 15時12分

 10月30日、午後3時のドル/円は、前週末ニューヨーク市場の終盤とほぼ変わらずの149円後半で取引されている。写真は米ドル紙幣。昨年2月撮影(2023年 ロイター/Dado Ruvic)

Shinji Kitamura

[東京 30日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、前週末ニューヨーク市場の終盤とほぼ変わらずの149円後半で取引されている。あす以降に相次ぐ日米中銀会合などの注目イベントを控え、動意に乏しい展開が続いた。

週明けのドルは、149円半ばから後半の狭いレンジ内で売買が交錯した。他の主要通貨もほぼ横ばいで、小売売上高が予想を上回った豪ドルが小幅に上昇する程度にとどまった。

27日海外市場で一時3%近く上昇した原油先物も、この日は一転1%超反落した。中東情勢に対する警戒感は根強いものの「週末の間に一段の原油高につながるような戦線の拡大は見られなかった」(商品アナリスト)ことで、値動きが落ち着いたという。

今週は日米英などの中銀会合に加え、欧州の消費者物価指数(CPI)、米雇用統計など注目度の高い経済指標の発表が続く。米金利の上昇が勢いづく中で、米財務省が1日に発表する10─12月の四半期定例入札(クオータリー・リファンディング)予定にも、大きな関心が寄せられている。

最近の米金利上昇の背景に、国債増発や財政への懸念を上げる声も少なくないだけに、市場では「無風予想の米連邦公開市場委員会(FOMC)より重要度が高い」(外銀アナリスト)とする声もあった。

財務省が7月末に公表した10─12月の借入額見通しは8520億ドルだった。市場では7600億─8000億ドル程度へやや減少するとの予想が出ていた。

ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円

午後3時現在 149.64/149.65 1.0560/1.0564 158.03/158.07

午前9時現在 149.73/149.74 1.0560/1.0564 158.15/158.16

NY午後5時 149.60/149.63 1.0564/1.0566 158.08/158.12

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