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NY外為市場=円、対ドルで2週間ぶり高値 日銀が金利操作再修正との報道で

ロイター / 2023年10月31日 6時2分

ニューヨーク外為市場で円が上昇し、対ドルで2週間ぶり高値を付けた。日銀が31日に開く金融政策決定会合でイールドカーブ・コントロール(長短金利操作、YCC)の再修正を議論する可能性があるという報道に反応した。(2023年 ロイター/Truth Leem)

[ニューヨーク 30日 ロイター] - ニューヨーク外為市場で円が上昇し、対ドルで2週間ぶり高値を付けた。日銀が31日に開く金融政策決定会合でイールドカーブ・コントロール(長短金利操作、YCC)の再修正を議論する可能性があるという報道に反応した。

日本経済新聞は30日、日銀がYCCの再修正を議論し、現在1%としている長期金利の事実上の上限を柔軟にし、一定程度1%を超える金利上昇を容認する案が有力だと伝えた。

日経の報道を受け、円は一時148.81円と、17日以来の高値を付けた。終盤の取引では0.4%高の149.065円。

バノックバーン・グローバル・フォレックスのチーフ市場ストラテジスト、マーク・チャンドラー氏は「エコノミストの想定通り、日銀が動かず、12月まで様子見姿勢を維持すれば、ドルは対円で反発するだろう」とした。ただ、30日の動きをみると、日本当局による介入の公算は小さいようだと述べた。

市場では、日銀のほか、週内に行われる米連邦準備理事会(FRB)やイングランド銀行(英中銀)の金融政策決定にも注目が集まる。

また今週は、米雇用統計やユーロ圏のインフレと国内総生産(GDP)統計など、主要指標の発表も相次ぐ。

主要通貨に対するドル指数は一時106.06と1週間ぶり安値に沈んだ。終盤は0.4%安の106.11。

ユーロ/ドルは0.5%高の1.0615ドル。

米財務省は、四半期定例入札(クォータリーリファンディング)について、第4・四半期に発行する国債の規模見通しを7760億ドルと発表し、7月末時点の見通しの8520億ドルを下回った。

これを受け、ドルは下げ幅を小幅拡大した。

ポンド/ドルは0.4%高の1.2164ドル。

ドル/円 NY終値 149.10/149.13

始値 149.68

高値 149.90

安値 148.81

ユーロ/ドル NY終値 1.0613/1.0617

始値 1.0574

高値 1.0624

安値 1.0574

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