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米銀の第3四半期利益、前期比3.4%減 非金利利益低調=FDIC

ロイター / 2023年11月30日 11時6分

 米連邦預金保険公社(FDIC)は11月29日、米銀の2023年第3・四半期(7―9月)の合計利益が684億ドルで、前期から3.4%減少したと発表した。写真はFDICのロゴ。2011年2月、ワシントンで撮影(2023年 ロイター/Jason Reed)

Pete Schroeder

[ワシントン 29日 ロイター] - 米連邦預金保険公社(FDIC)は29日、米銀の2023年第3・四半期(7―9月)の合計利益が684億ドルで、前期から3.4%減少したと発表した。非金利収入の落ち込みや投資損失の拡大が響いた。合計利益は前年同期比では4.6%減少した。

非金利収入が41億ドルと前期比5.2%減少する一方、投資損失は30億ドル増加した。貸倒引当金が前期比33.2%増加したことも業績を圧迫した。

証券の含み損は22.5%増の6839億ドル。住宅ローン金利の上昇による住宅ローン担保証券(MBS)の評価額低下が主な要因だった。

しかしFDICは、こうした逆風にもかかわらず米銀は強固な自己資本を維持し、預金流出率が安定、不良債権は引き続き新型コロナウイルスのパンデミック前の水準を維持していると指摘。グルーエンバーグ総裁は声明で「米銀行業界は第3・四半期も依然として回復力を示した」との見方を示した。

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