中国製造業PMI、11月は49.4に予想外の低下 2カ月連続50割れ
ロイター / 2023年11月30日 12時48分
中国国家統計局が11月30日発表した11月の製造業購買担当者景気指数(PMI)は49.4と、10月の49.5から低下し、景況拡大・悪化の分かれ目となる50を2カ月連続で下回った。3月6日、貴州省遵義市で撮影の提供写真。cnsphoto via REUTERS(2023年 ロイター)
[北京 30日 ロイター] - 中国国家統計局が30日発表した11月の製造業購買担当者景気指数(PMI)は49.4と、10月の49.5から低下し、景況拡大・悪化の分かれ目となる50を2カ月連続で下回った。当局が追加の景気支援策を講じる必要性を示した。
ロイター調査によると、アナリストは49.7に上昇すると見込んでいた。
新規受注指数は2カ月連続の50割れ。新規輸出受注指数は9カ月連続の50割れとなった。
国泰君安国際のエコノミストは「今日のPMI統計を受けて、政策支援への期待が一段と高まるだろう。財政政策に注目が集まっており、来年は財政政策が主役になるだろう。市場が注視するはずだ」と述べた。
中国は不動産不況や地方政府の債務リスク、世界経済の減速、地政学的緊張を背景に、新型コロナウイルス禍後の景気回復がもたつく状況が続いている。
製造業PMIは過去8カ月中7カ月で50を割り込んだ。50を上回ったのは9月のみ。PMIが3カ月を超えて連続して50を下回ったのは新型コロナ流行前の2019年10月までの6カ月間が最後。
非製造業PMIも10月の50.6から50.2に低下した。広範なサービス部門と建設部門の低迷が続いていることが浮き彫りになった。
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