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イスラエルとハマス、ガザ戦闘休止継続で合意

ロイター / 2023年11月30日 15時49分

イスラエル軍は30日、パレスチナ自治区ガザを実効支配するイスラム組織ハマスとの戦闘休止について、「人質解放のプロセスを続ける仲介者の努力を考慮し、合意の条件に従って」継続すると表明した。写真は解放された人質を乗せたヘリコプター。テルアビブで30日撮影。(2023年 ロイター/Athit Perawongmetha)

[ガザ/エルサレム 30日 ロイター] - イスラエルとパレスチナ自治区ガザを実効支配するイスラム組織ハマスは戦闘休止を少なくとも1日延長することに合意した。仲介役のカタールなどがガザで拘束されている人質とイスラエルが捕らえているパレスチナ人の交換に向けた交渉を継続する。

イスラエル軍は声明で「人質解放のプロセスを続ける仲介役の努力を考慮し、合意の条件に従って」戦闘休止を継続すると表明した。現地時間30日午前7時(日本時間午後2時)の戦闘休止期間終了が数分後に迫っていた。

ハマスも7日目への延長に同意したとの声明を出した。ハマスは29日に人質16人を新たに解放し、イスラエルは拘束するパレスチナ人30人を釈放したと明らかにした。

仲介役のカタールの外務省によると、戦闘休止は引き続き、人道支援物資の搬入などが条件となる。カタールの他にエジプトと米国が仲介を担ってきた。

イスラエル首相府は声明で「合意条件に基づき、イスラエルは女性と子どもの(人質の)リストを少し前に受け取った。このため、戦闘休止を継続する」と表明した。

ハマスは先に、イスラエルが戦闘休止延長に向けた人質解放案を拒否したと述べていた。

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