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インドネシア中銀総裁、金利水準維持の意向 引き締め終了示唆

ロイター / 2023年11月30日 14時42分

インドネシア中央銀行のペリー・ワルジヨ総裁は29日、世界情勢に大きな変化がない限り、政策金利を2024年まで現行水準で維持すると述べた。写真はワルジヨ総裁。ジャカルタで2018年撮影。(2023年 ロイター/Beawiharta)

Stefanno Sulaiman Ananda Teresia

[ジャカルタ 29日 ロイター] - インドネシア中央銀行のペリー・ワルジヨ総裁は29日、世界情勢に大きな変化がない限り、政策金利を2024年まで現行水準で維持すると述べた。利上げサイクルの終了を示唆した。

中銀が主催した金融および政府の関係者との年次会合で、2024年と25年のインフレ率を1.5─3.5%の目標範囲内に抑えるには、主要政策金利を6%に維持すれば十分だと述べた。今年のインフレ目標は2─4%。

その上で「インフレ率を目標範囲内に確実に抑えるため政策金利は維持される。さらなる対応は国内外の経済情勢次第だ」と述べた。

インドネシア中銀は22年8月から先月にかけ合計250ベーシスポイント(bp)の利上げを実施。10月の利上げは米金融引き締めを受けたルピア安対策だった。

総裁は来年のルピア相場について、米金利が下半期に50bp引き下げられる見通しであるため、より安定するとの見方を示した。

国内総生産(GDP)は来年は4.7─5.5%増、25年は4.8─5.6%増、28年までの中期見通しは5.3─6.1%増とした。中銀の今年の成長率見通しは4.5─5.3%。

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