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三井住友FG、中島副社長が社長に昇格 12月1日付

ロイター / 2023年11月30日 18時16分

 11月30日、三井住友フィナンシャルグループは中島達副社長が社長(グループCEO)に昇格する人事を発表した。写真は三井住友銀行の看板。2017年1月、都内で撮影(2023年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

Ritsuko Shimizu

[東京 30日 ロイター] - 三井住友フィナンシャルグループは30日、中島達副社長(60)が社長(グループCEO)に昇格する人事を発表した。12月1日付。25日に太田純社長が死去したのに伴い、中島氏が職務を代行していた。

中島氏は会見で「想像だにしなかった事態にただただ驚くと同時に、責任の重さに身が引き締まる思いがする。自身が先頭に立って、心を一つにして足元の困難を乗り越えていかなければならない」と述べた。

自身に課せられているのは「良いモメンタムをしっかりと維持向上させ、SMBCグループをさらなる高みに導いていくこと」と述べ、中期経営計画に掲げていることをしっかりと進めていく方針を示した。デジタル化の流れや異業種からの参入などがある中で国内基盤を盤石なものにしたうえで、海外では米独立系証券会社のジェフリーズ・ファイナンシャル・グループとの提携や布石を打ったアジアでいかに強いフランチャイズを作っていくかなどが課題になるとした。

日銀が長期金利の上限の柔軟化に動き、いよいよ「金利のある世界」が意識されている。中島氏は「顧客がどう変わっていくか検証しながらどういう戦略で手を打っていくか検討している」と述べた。これまでは手数料収益が重要だったが、ボリュームが大きな意味を持つ世界になると指摘した。

中島氏は、旧住友銀行・さくら銀行の統合や旧プロミス買収などの案件に携わった経緯がある。大手同士の金融再編については、独占禁止法やシステム統合というハードルがあり簡単なことではないと指摘。「システム統合のリスクやコストを上回る統合効果がないと正当化できない。そういう大きな再編が出てくる可能性は大きくない」との見方を示した。ただ、多くのインオーガニックに関与してきた立場から「これは環境次第。金融再編以来インオーガニックの真ん中でやってきたので、いつも感度高くいたいし、チャンスがあれば、打つべき手は打ちたい」と語った。

中島氏は1986年に住友銀行入行。三井住友銀や三井住友FGの取締役などを歴任し、23年4月に三井住友FG副社長と三井住友銀副頭取に就任した。

会見では、太田前社長の体調の変化や後任選任の経緯についても語られた。

国部毅会長によると、今年4月頃に太田氏から体調不良を聞いたという。その後も変わりなく職務を続けていたが、11月初旬に体調を崩して入院し、21日の指名委員会に退任の意向が示されたという。社内でも手続きを進めていたが、25日に急逝、30日の指名委員会・取締役会を経て後任を決めた。ただ、今年度に入ってから指名委員会では、社長や頭取に不測の事態があった場合の議論を続けてきており、中島氏が次期社長になることを決めていたという。

会見では、社長交代会見への出席を望んでいた太田社長のコメントも読み上げられた。   

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