シーク教徒殺害計画、インドが懸念表明 政府の関与否定

Luc Cohen　Jeff Mason　David Brunnstrom

[３０日 ロイター] - インド政府は３０日、シーク教徒の男性殺害計画に政府関係者が関わったことに懸念を表明した。計画は政府の方針に反しているとして関与を否定した。

米司法省は２９日、シーク教徒の独立運動に関わる米国在住の男性を殺し屋に殺害させようとしたとして、容疑者の男を起訴したと発表した。

インド外務省のバグチ報道官は、政府関係者がこの計画に関与していたことは「懸念すべき問題だ」と述べた上で「これは政府の方針に反する」と指摘した。

インドは２９日、米国が表明した懸念について正式に調査し１８日に設置した委員会の調査結果について「必要なフォローアップ」を行うと発表した。

バグチ氏は調査について詳しい説明を避けた。